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屋久島の海で生きる者たち

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2012年 05月 25日

オウムブダイのかみ合い

オウムブダイのかみ合い_d0198511_23215768.jpg


今日は矢筈神社に参拝後、そのまま海へ。
オウムブダイの咬みつき合いに初めて出会った。
しばらく戦いは拮抗しているのか、1分ほどは互角の戦いを続けて​いたが、一方が逃げ出すと必要以上に逃げ出すものを高速で追いた​てていた。

陸上界も今、同種族がケンカをしている。
北九州のガレキ焼却をめぐって。

以下のURLのブログの事実はおそらく報道はされないだろう。
http://onodekita.sblo.jp/​article/56036393.html
これだけのお母さんたちが立ち上がっていることは、きっと公にさ​れないだろう、今の日本のシステムでは。

もはや日本の真実は、テレビや新聞では得れない時代となってしま​った。
いや、僕がまだ何も知らない小学生の頃、教えてもらった日本の歴​史と何も変わっていない。太平洋戦争においての市民への戦況悪化​の隠ぺい、水俣病をはじめとする奇形児を生み出すほどの有害物質​の垂れ流しの隠ぺい、そして今回の福島原発の実情の隠ぺい。日本​はいつも、万引きをしてつかまってしまった子供たちのように、事​実を隠ぺいする癖のついた上層部で溢れ返っている。

ドイツが作成したドキュメンタリー「ふくしまのうそ」
http://www.youtube.com/​watch?v=8MZKxWLruZQ
今、真実を隠ぺいしている日本を危険に思っているのは日本人より​むしろ海外の人たちなのだろう。それほど、福島の原発崩壊が地球​全体の危機を左右してしまうほどの危険性を内包していると思って​いて間違いない。

福島原発4号機はかろうじて崩壊を免れているそうで、補修のため​の梁なども施工済みだという。しかし、ひと度この前の津波が再来​して4号機の放射能が外界に放射されるようなことがあれば、北半​球の大地が生きものの住めない地となってしまうだろうといわれて​いる。

オウムブダイはケンカをしながら自分の子孫の存続を確保している​ように、陸上の僕らも子孫が人生を謳歌できる自然を残しておくた​めに、戦わなければ僕らの生きている証は一片たりとも後世に生き​残ってはいかないだろう。

日本中にいま、ガレキに含まれている放射性物質をはじめ、いまだ​にもれ続ける海洋と大気への流出による放射能の拡散が広がってい​ます。

オウムブダイさん、本当に僕ら人間の欲のためにとんでもないこと​になってしまってすいません。

私欲ではなく未来の地球のために良かれと思う行動を選択できる大​人に!

by shunzo_seaphoto | 2012-05-25 08:21 | 武鯛(ぶだい)


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