屋久島の海で生きる者たち

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カテゴリ:海の季節( 5 )


2012年 04月 12日

春田の春

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常緑樹の多い屋久島の山肌は新緑の今が一番輝くといわれている。
海もまた山以上の極楽浄土が広がってます。
屋久島は山だけにあらず!であります。
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by shunzo_seaphoto | 2012-04-12 10:17 | 海の季節
2010年 06月 22日

梅雨の海

ここ最近、入梅した屋久島は連日の雨。梅雨の海はどうなっているだろう。そんな思いで潜ってきた。
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ヤマブキハゼと共生するファインストライプトシュリンプというエビの雌雄がせっせとねぐら付近の砂や小石を巣穴から遠ざけていた。普段は白の砂地だが見ての通り山の土砂で彼らのねぐらはくすんだ茶色だ。巣穴にも土砂が流入してそうな雰囲気で、いつもは近づくと引っ込んでしまう臆病なエビだが、今日ばかりは近づいても気にすることはなく巣穴の整頓に余念がない。忙しい時にお邪魔してすいませんでした。

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イボハタゴイソギンチャクを住処にしているアカホシカニダマシの子どもを今年初見!何かを必死にハサミで掴んでいた。よくよくイソギンチャクをみると、いつもはゴミ一つない綺麗な状態が保たれているが、今日はイボとイボの溝に砂や土?がたくさん。ファインストライプトシュリンプと同様、はじめは住かであるイソギンチャクを掃除しているのかと思ったが、じっと観察していると、ハサミではさんだ土?を口にふくませている事に気づいた。山からの土に何やら美味いものが含まれているのだろうか。もしかすると、山由来のものでないかもしれないが、もし山からの恵みならこの梅雨の連日雨は海の生きものたちに恩恵をもたらしてくれていることになる。


ダイバーにとっては透明度が下がり視界が不明瞭になるため梅雨の海のイメージはあまり良くないが、梅雨ならではの生きものたちの暮らしぶりを垣間見れることは、この季節限定の楽しみだと思う。
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by shunzo_seaphoto | 2010-06-22 22:41 | 海の季節
2010年 05月 15日

春海の田園

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春田浜という名は、この浜でめぶきあふれる海藻の柔らかな緑の美しさに心打たれた先人が名づけたのだろうか。

生活排水などが流れ、昔に比べるとかなり汚くなり魚も減ったと悪評される春田浜では今、言葉では言い表せないほどの美しい田園風景が広がっている。
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by shunzo_seaphoto | 2010-05-15 23:01 | 海の季節
2010年 05月 12日

海の宝石

今、春田浜のタイドプールは海藻がいたるところに茂り、淡い緑の幻想的な海になっている。海藻からはあちこちで気泡がプチプチと浮き出している。極浅の水深20cmの世界に漂っていると、もうそれだけで幸せになってくる。

ふと、視界に緑の塊がゆらゆらと姿をあらわした。

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それは、海底からはがれてしまった海藻だった。たっぷりと気泡をため込みながらクラゲのように、僕より格段優雅に海面を漂っていた。きっと光合成で生みだされた酸素が気泡になっているのだろう。この1mmほどの泡が生きものにとって必要不可欠な酸素を大気に放出している。そして、太陽の強烈な紫外線を和らげてくれるオゾン層となって、太古の動物たちが大地へ上陸することを可能にした。

この小さな小さな宝石を身にまといながらこの千切れた海藻は、僕の前をゆらゆらと通り過ぎやがて消えていった。
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by shunzo_seaphoto | 2010-05-12 23:22 | 海の季節
2010年 04月 06日

魚吹雪

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この季節 魚やアミ(甲殻類)の子供たちがまるで雪のように舞い 海を淡く濁らせる

陸ではじまっている新緑の鮮やかな春とは趣を異にする静寂の青の世界でも 命のめぶきが確実にはじまっている
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by shunzo_seaphoto | 2010-04-06 23:06 | 海の季節